助成金申請上の注意
助成金は審査基準に要注意です。
■ 難しい申請基準
助成金の申請基準については、インターネット上で多数見かけます。しかし、申請基準について細部までもらさず書き記してあるページはごく少数です。
簡略化して記述された基準を見て、「この助成金は我が社に当てはまりそうだ」と思っても、記述していない詳細部分で受給できないというケースがあります。
情報収集は、取り扱い機関のサイトやパンフレットから直接行うのがベストです。
助成金の種類によって取り扱い機関が異なります。
・公共職業安定所
・都道府県労働局
・(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構
などです。情報の収集には細心の注意を払いましょう。
■ 内部基準の罠
助成金申請において、表に出ている申請基準を満たしていても、公開されていない「内部基準」に阻まれることがあります。
過去の例ですと、中小企業基盤人材確保助成金の「基盤人材」の範囲(どういう人が基盤人材なのか)については、公式パンフレットには何も触れられていませんでした。ところが、れっきとした基準がありました。
改善計画上に、申請事業主において経営基盤の強化に資する人材として記載されたものであって、新分野進出等に係る新たな事業における業務に就く者であり、次のいずれにも該当するもの。 イ 次のいずれかに該当するもの 1. 事務的・技術的な業務の企画・立案、指導を行うことができる専門的な知識や技術を有する者 2. 部下を指揮・監督する仕事に従事する係長相当職以上の者 ロ 申請事業主において、年収350万円以上(臨時給与、特別給与等臨時に支払われた賃金及び3箇月を超える期間ごとに支払われる賃金を除く。)の賃金で雇い入れられる者 |
公開されていない内部基準があったりするので助成金申請は難しいのです。
平成17年に話題になった「継続雇用制度奨励金第Ⅰ種第Ⅰ号」においては、当所と同業の、専門家であるはずの社会保険労務士も苦労していました。申請現場において、何回も門前払いをくらい(書類の書きなおしを命じられたのです)、「もう結構です!」と仕事を放り出して帰っていく姿を何回か目撃しました。(お客様から委託された仕事を放り出すのはプロとしていかがなものかと思いましたが)
なお、令和3年現在の助成金の支給基準はすべて公開されており、前述のようなことはありません。
■ 助成金相談は東京労務管理総合研究所へ
御社に適用される助成金についてアドバイスいたします。実際の仕事に着手する前の相談は無料ですのでお気軽にご連絡ください。
頼んで安心。「助成金・給与労務手続センター」加盟事務所です。
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助成金相談は専門家に
複雑な申請基準、外部に公開されていない内部基準があるなど、助成金の申請は、それらに精通した専門家でないと難しい面があります。
当研究所は、助成金相談・助成金申請のプロファショナルです。御社に適用される助成金についてアドバイスいたします。実際の仕事に着手する前の相談は無料ですのでお気軽にご連絡ください。
なお、助成金の申請代行は東京都の企業様に限定させていただきます。
完全報酬後払い制で承ります。(助成金不支給の場合は報酬をいただきません)
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