賃金改定のスケジュール(例)
■2ヵ年計画による新賃金体系移行
賃金制度改定は従業員の不安も大きいものです。従業員の方々に新賃金体系への理解を深めてもらう意味でも、移行は2〜3年をかけて段階的に行うのがよいでしょう。
以下の例は、能力主義や成果主義(年俸制を含む)賃金へ移行す際のスケジュールを想定しております。
1年目:給与 新制度への準備期間とする
新しい人事考課表配布。人事評価の予行演習を行う。評価は出すが給与に反映しない。 |
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1年目:夏期・冬期賞与
賞与の20%を評価により決定 |
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2年目上半期:給与 昇格・昇給査定、従来の定期昇給を廃止
給与の10%を評価により決定 |
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2年目上半期:夏期賞与
賞与の35%を評価により決定 |
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2年目下半期:給与
給与の20%を評価により決定 |
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2年目下半期:冬期賞与
賞与の50%を評価により決定 |
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