年俸制
■年俸制とは
成果主義を徹底すると年俸制にたどりつきます。今年度の成果(※)に基づき、来年度の年俸を決定するという考えです。年俸制においては、定期昇給という概念はなくなります。(毎年、成果と給与の予算によって年俸が変化するからです)
※成果・・・個人目標、部門目標、会社目標に対する貢献度
よって、賃金を予算化できるというメリットがあります。
年俸制と一言で言いましても、以下のような考え方があります。
- 年俸を12等分して月々支給する方式
- 半期年俸制。半期年俸を6等分して月々支給。
また賞与に関する考え方でも様々な考え方があります。
- 賞与という概念を無くした完全年俸制。年俸の12分の1が月々支給される。
- 年俸を16分割して16分の1を月ごとに支給。16分の2を賞与として夏・冬に支給。(一例)
- 年俸の12分の1を月々支給。賞与は年俸と切り離して、業績と成績に応じて支給する。
■注意点
- 年俸を決定する際、特に減俸となる際に労使トラブルが発生しがちです。
- 年俸制でも割増賃金(残業代)は必要です。
- 一度約束した年俸は、業績の悪化により年度の途中で減俸できません。
これらの問題の解決策はご相談ください。
▲画面トップ